...みにくい魔物(まもの)の姿になって...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「眠りの精」
...みにくいけものの姿にかえてしまったのです...
ヴィルヌーヴ夫人 Madame de Villeneuve 楠山正雄訳 「ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)」
...學生は始めの中は讀みにくいからいやがるかも知れないが...
永井荷風 「鴎外記念館のこと」
...とかくに人の世は住みにくい...
夏目漱石 「草枕」
...気宇の広い若人(わこうど)たちには住みにくい世界よ...
長谷川時雨 「九条武子」
...山椒(さんせう)の魚(うを)の住みにくいのを忘れてしまふ私との問答...
長谷川時雨 「こんな二人」
...みにくいものを見た時のやうな...
林芙美子 「あひびき」
...君の首はいくびだから太くみえてみにくいのだと云う...
林芙美子 「新版 放浪記」
...全体が一寸必要に迫られないと読みにくい訳文です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...例えばあのみにくい末摘花の哀れな姿を描写している場面や...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それに字が悪くて読みにくいものでございますがこの手紙もお見せすることにいたしましたから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「変わった梵字(ぼんじ)とか申すような字はこれに似ておりますが読みにくい字で書かれましたものでも御参考になることが混じっているようでございますからお目にかけます...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...美しいとみにくいとは...
柳田国男 「母の手毬歌」
...ちょっと読みにくいものであった...
山本笑月 「明治世相百話」
...この不覚(ふかく)? このみにくい敗(やぶ)れ方(かた)!「ちぇッ」というと...
吉川英治 「神州天馬侠」
...時代の社会相を考えておかねば真をつかみにくいと思われる...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...墨がかすれていて読みにくい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...四浮世は住みにくい...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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