...みにくいアヒルの子は...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「みにくいアヒルの子」
...正体をつかみにくい...
梅崎春生 「黄色い日日」
...彼の頭部にある手術のあとのみにくい縫目(ぬいめ)が...
海野十三 「超人間X号」
...下女(げぢよ)と徇(ふ)れてゐた醜女計(みにくいをんなばか)りを伴(ともな)ふて來(き)たので...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...それだけ天地が広く茫漠としてちよつとつかみにくいやうなものである...
田山録弥 「小説新論」
...だんだん怪獣のみにくい姿かたちに馴(な)れてきて...
ヴィルヌーヴ夫人 Madame de Villeneuve 楠山正雄訳 「ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)」
...苦(に)がくて飲みにくいから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ただの人が作った人の世が住みにくいからとて...
夏目漱石 「草枕」
...どうも訳し――いや読みにくい」「読みにくければ...
夏目漱石 「草枕」
...眼をあいていると飲みにくいから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...何と住みにくい浮世でござりましょう...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...とて讀みにくいものだつた...
堀辰雄 「風景」
...住みにくい苦しい世の中を...
槇本楠郎 「かぶと虫」
...当時の俗支那語で書いたらしくてちょっと読みにくい...
南方熊楠 「十二支考」
...それをみにくいことと思わせるほどに成功していた...
宮本百合子 「生きつつある自意識」
...相当風変りな・親しみにくい・男と思わせている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もうひとりはみにくいうえに...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「ホレおばあさん」
...同時に住みにくいところともなっている...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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