...こんな子がみにくいヒキガエルたちと暮らすなんてあんまりだ...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「おやゆび姫」
...みにくい頭にかんむりをかぶり...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...博士はたいへん元気になったけれど五少年には親しみにくいものとなってしまったのだ...
海野十三 「超人間X号」
...あのみにくい怪物が...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...巨大なカニの、みにくい姿が、その出口に、まっ黒なかげになって、立ちふさがったかとおもうと、穴の外へ、サッと、消えてしまいました...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...みにくい女でしたので...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...従ってその表面へ文字を書いても読みにくいので...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...新聞の第一面に読みにくい漢文調の祝辞が載せられ...
永井荷風 「花火」
...住みにくいように出来ているんだ...
野村胡堂 「胡堂百話」
...敷居にごみのあるのは大そうみにくいものです...
羽仁もと子 「女中訓」
...何と住みにくい浮世でござりましょう...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...このみにくい動物は...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...おおよそ一番みにくい...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...おまえはみにくいと言われたことがないから知るまい...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...先生のみにくいぽつぽつに穴のあいた天然痘の痕のある頬を思いうかべた...
室生犀星 「幼年時代」
...むしろそれだけ見ればみにくいと云ってもいいだろう...
山本周五郎 「青べか物語」
...あとは自分でさま/\工夫を凝らして見憎処(みにくいところ)のない様に朝貌(あさがほ)の蔓(つる)をあちらこちらへ這(は)はせ升た...
若松賤子 「黄金機会」
...四浮世は住みにくい...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
便利!手書き漢字入力検索