...私と同じ孤児(みなしご)の...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...◯二十七節の「汝らは孤子(みなしご)のために籤(くじ)をひき...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...『神様が孤児(みなしご)たちに代わってあなた様にお礼をしてくださりましょう』と挨拶(あいさつ)した...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...何? 十八?孤兒(みなしご)になつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...十二の時孤兒(みなしご)になつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
一葉稿 「五月雨」
...小さな孤兒(みなしご)にオレンジを一つ心づけに遣つて歸した...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...孤児(みなしご)になつてゐました...
宮原晃一郎 「ラマ塔の秘密」
...又蘭軒は前年見送つて江戸を立たせた孤(みなしご)に物を贈つたこととなる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...あはれなる孤(みなしご)ひとり置くべきにあらずとて...
森鴎外 「うたかたの記」
...跡にはその時二歳(ふたつ)になる孤子(みなしご)の三郎が残っていたので民部もそれを見て不愍(ふびん)に思い...
山田美妙 「武蔵野」
...みなしごという陰影など少しもないし...
山本周五郎 「日本婦道記」
...みなしごでもありよく気のまわる性質だったから...
山本周五郎 「日本婦道記」
...あのように孤子(みなしご)の将来を案じて...
吉川英治 「三国志」
...蜀の孤(みなしご)を大事と思わば...
吉川英治 「三国志」
...玄徳は世を去り幼帝(みなしご)の将来とともに...
吉川英治 「三国志」
...孤児(みなしご)といえばよい...
吉川英治 「源頼朝」
...巫女に貰われてまいりました」「孤児(みなしご)かの」「舞を舞っている間にも...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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