...味噌漉(みそこし)の代理が勤まるというなんとか笊(ざる)もある...
芥川龍之介 「水の三日」
...たとい味噌漉(みそこし)を提げたって...
泉鏡花 「婦系図」
...冬や春は川底に味噌漉(みそこし)のこわれや...
田山花袋 「田舎教師」
...味噌漉(みそこし)持って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...味噌漉(みそこし)をさげさせまいとして...
中里介山 「大菩薩峠」
...味噌漉(みそこし)の御供物(おくもつ)では直せない...
夏目漱石 「虞美人草」
...味噌漉(みそこし)をさげて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ三十五氏(みそこし)の方が好いと言つたら...
長谷川時雨 「三十五氏」
...あるいは味噌漉(みそこし)を提(さ)げて豆腐(とうふ)屋に通(かよ)い...
福田英子 「妾の半生涯」
...ハイネのみそこしがあるものだ敬遠と軽蔑と敵愾と...
槇村浩 「長詩」
...それからみそこしね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...恵比須(えべす)様が味噌漉(みそこし)でテンプラをば...
夢野久作 「近世快人伝」
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