...いつも大晦日(おほみそか)の夜(よ)は...
薄田泣菫 「茶話」
...二十一年の十二月の大晦日(おおみそか)の晩...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...みそかには朝から酒を飲んで切腹の真似(まね)などして掛取(かけと)りをしりぞけ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...去年の大晦日(おおみそか)に...
太宰治 「ろまん燈籠」
...而(しこう)して周布の力は彼が行をして十二月晦日(みそか)まで延期せしめたり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...去年の大晦日(おほみそか)の晩...
中島敦 「環礁」
...晦日(みそか)にでもなったら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それにしちゃまだ晦日(みそか)には早いようだが」五月の十三日...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その月の晦日(みそか)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大晦日(おおみそか)までは払わんことにしているぞ――その代り大晦日の晩は何百両でも一ぺんに払ってやる」そう言う声は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「大晦日草紙(おおみそかぞうし)」とかいったように覚えているが...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...我邦(わがくに)にて毎月(まいつき)晦日(みそか)を限(かぎり)にするが如(ごと)し...
福澤諭吉 「改暦辨」
...これは文化三年十一月晦(みそか)に長崎に来て...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大晦日(おおみそか)の晩...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...――晦日(みそか)と十一日...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...十一大晦日(おおみそか)と三ガ日を休んだだけで「大留」には暮も正月もないようであった...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...東作が大晦日(みそか)の満月を見てくれないと...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...新年言志みことのりあやにかしこみかしこみてただしき心おこせ世の人廿七日の怪事件を聞きていざさらば都にのぼり九重の宮居守らん老が身なれど野老こういう手紙が大晦日(おおみそか)の晩についた...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
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