...神の御心(みこころ)は彼にたくさんの貧しい縁者をめぐみたもうていたのである...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...「御心(みこころ)をして成らしめよ」との黙従に入り得るのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...タチアナは、それから、神様のみこころ、夢、おもかげ、囁(ささや)き、憂愁、まぼろし、天使、ひとりぼっち、などという言葉を、おくめんもなく並べたてている...
太宰治 「猿面冠者」
...神の御意(みこころ)だったのかも知れない...
太宰治 「正義と微笑」
...「御意(みこころ)のままになし給(たま)え...
太宰治 「正義と微笑」
...神の特別のみこころに依り...
太宰治 「春の盗賊」
...聖なる御心(みこころ)の...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...深く御軫念(しんねん)あらせらるる天皇陛下の大御心(おおみこころ)を体し...
蜷川新 「天皇」
...神様だけが彼女(あのひと)を御意(みこころ)のままになし給ふことが出来るのです...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...ハロルドの命は神の御心(みこころ)にすがるしかない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...此(これ)を取り彼をひろげて暫(しばら)くは見くらべ読みこころみなどするに贈りし人の趣味は自(おのずか)らこの取り合せの中にあらはれて興(きょう)尽くる事を知らず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...よく神様の御心(みこころ)を察することが出来ました...
宮原晃一郎 「悪魔の尾」
...また自然なことなのだよ」院は御心(みこころ)の中に尚侍(ないしのかみ)の事件を思い出しておいでになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...帝も春の初めから御心(みこころ)にかけさせられ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...神さまの御心(みこころ)に反(はん)するのかもしれない...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...二月二十一日「伊豆の方」から電報あり御上京の由「みこころのままになさしめたまへ」夜...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...新しき滿洲の感激にみこころ如何に躍らん...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...お味方に馴付(なづ)けんとする御心(みこころ)でもあろうや?」...
吉川英治 「私本太平記」
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