...まんざらでもないわね...
芥川龍之介 「偸盗」
...まんざらでもないらしい...
石川欣一 「可愛い山」
...その赤鼻の徴収員はまんざらでもないらしく...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...まんざらでもないでしょう……それはそうと...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...それならまんざらでもないな...
薄田泣菫 「茶話」
...けれども内心まんざらでもないのでした...
太宰治 「おしゃれ童子」
...まんざらでもない...
太宰治 「「晩年」と「女生徒」」
...総長の椅子も一時の腰掛としてはまんざらでもない...
辰野隆 「浜尾新先生」
...まんざらでもない処だ...
永井荷風 「来訪者」
...まんざらでもない心持...
中里介山 「大菩薩峠」
...まんざらでもない心持の純素人(じゅんしろうと)も...
中里介山 「大菩薩峠」
...僕は彼女にはまんざらでもないようです...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...まんざらでもない気持になったものである...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...これあまんざらでもないぞ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...長唄の方が好(いい)サ」「長唄も岡安(おかやす)ならまんざらでもないけれども...
二葉亭四迷 「浮雲」
...なるほどまんざらでもないようであるというので...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...まんざらでもないお客さんだと思ひ...
宮地嘉六 「老残」
...まんざらでもないことだろうな...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
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