...これはまわり道してお仕置場にゆく路だ...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...まわり道をしなければならないのです...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...まわり道をすれば...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...わざとまわり道して...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...まわり道をして母方の親類にあたる陸(りく)という者の家へいって泊った...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿繊」
...まわり道をして来たといった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...すこしまわり道だけれど...
新美南吉 「和太郎さんと牛」
...そのあとも人(ひと)びとはまわり道(みち)をつづけ...
ダグラス・ハイド Douglas Hyde 館野浩美訳 「クリナーンの御殿」
...こちら側からはいりこもうとしてまわり道をしたのだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...しかし彼はまわり道をした...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...元は境遇の事情によってディレッタント風な要素でまわり道をさせられたにしろ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ペルシア人たちはそんなまわり道がきらいだった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しばらくまわり道をしなければならなくなりました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...「だって道がまるで違うじゃないの」「いいのよまわり道をするから」おもんは肩をすり寄せるようにした...
山本周五郎 「柳橋物語」
...まわり道をして八幡社の丘の茶店へいった...
山本周五郎 「やぶからし」
...猿の頬この中流階級の身のまわり道楽……一方から見れば渋い物流行は...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...まわり道をしたくらい...
吉川英治 「神州天馬侠」
...水野、本多、その他の諸将は、夜半、秀吉の龍泉寺山を夜襲しようと、極力、すすめたが、家康は笑って、しかも、まわり道して、小牧へ去った...
吉川英治 「新書太閤記」
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