例文・使い方一覧でみる「まわし」の意味
スポンサーリンク...飛行島へはあとまわしでいい... 
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...撫（な）でまわしていました...
田中英光 「オリンポスの果実」
...ただこの忌まわしい感じが――ずっと……テリーザ...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...たえず新しい肉を備えている死刑執行人のいまわしい肉店を...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...今日はどういう風の吹きまわしか...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...肩へ手をまわして抱いてやった...
久生十蘭 「あなたも私も」
...乾は三人の顔を見まわしながら...
久生十蘭 「金狼」
...掌のうえでゆっくりと糸底をまわしながら...
久生十蘭 「西林図」
...あたりを見まわした...
火野葦平 「花と龍」
...彼は一座を見まわした...
本庄陸男 「石狩川」
...女は自分で自分の微笑い声にびっくりしてあたりを見まわした...
室生犀星 「香爐を盗む」
...爺さんは背中へ団扇の手をまわしてぱたぱたと喧しく蚊を追い払った...
矢田津世子 「神楽坂」
...ふしまわしというものの殆んどない...
山本周五郎 「いさましい話」
...舟が寄って来るひまに、彼女は、きりりと、帯を直し、髪のほつれをなであげて、男まさりの――というよりは、何か、烈しい風雪と闘っている花のような、きかない眼と唇（くち）もとに、春の夜明けを、油断もなく、見まわしていた...
吉川英治 「大岡越前」
...舷側には鉄柵（てっさく）が結いまわしてある...
吉川英治 「三国志」
...ふたりの姿のほかを見まわして...
吉川英治 「私本太平記」
...つぎに部屋（へや）のなかをながめまわした...
吉川英治 「神州天馬侠」
...酒徳利をまわした...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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