...えくぼの出来ているまろやかな肉づき...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...まろやかに眼にうつるばかり...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...いくたび我もそれに触れけんまろやかに肥えたる我が子の胸おもひいでて泣きけり...
室生犀星 「忘春詩集」
...まろやかに張りきった腹部が激しく波を打って揺れ...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...まろやかな声である...
山本周五郎 「山彦乙女」
...眞向ひにまろやかに高々と聳えてゐるのは男體山であつた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...真向いにまろやかに高々と聳えているのは男体山であった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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