...美しく円味(まるみ)を持った両の腕を頭の上に伸ばして...
有島武郎 「或る女」
...飽く事もなくその縁(ふち)から底にかけての円味(まるみ)を持った微妙な手ざわりを愛(め)で慈(いつく)しんだ...
有島武郎 「或る女」
...少し円味(まるみ)をもって盛り上っている畑地...
田畑修一郎 「石ころ路」
...今は眼だけで炎えるじゅくじゅくと腐った肉塊もげ落ちたにんげんの印形(いんぎょう)コンクリートの床にガックリ転がったままなにかの力で圧しつけられてこゆるぎもしないその蒼(あお)ぶくれてぶよつく重いまるみの物体は亀裂(きれつ)した肉のあいだからしろい光りだけを移動させおれのゆく一歩一歩をみつめている...
峠三吉 「原爆詩集」
...腹部がまるみをもって盛り上っている...
豊島与志雄 「聖女人像」
...その手は菓子であるそのじつにかはゆらしい むつくりとした工合はどうだそのまるまるとして菓子のやうにふくらんだ工合はどうだ指なんかはまことにほつそりとしてしながよくまるでちひさな青い魚類のやうでやさしくそよそよとうごいてゐる樣子はたまらないああその手の上に接吻がしたいそつくりと口にあてて喰べてしまひたいなんといふすつきりとした指先のまるみだらう指と指との谷間に咲く このふしぎなる花の風情はどうだ...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...円味(まるみ)を帯びた柔かな声で流暢(りゅうちょう)にリーダーを読み了(おわ)った先生は...
原民喜 「冬日記」
...その可愛らしい瓜実顔(うりざねがお)は新らしい玉子のような円味(まるみ)をもち...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...段々病気もゆるやかになって体のまるみもついて来て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...烏丸光広(からすまるみつひろ)卿と相識(そうしき)に相成りおり候(そろ)...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...躯つきはまだ少女らしいまるみに包まれ...
山本周五郎 「薊」
...年より遙(はる)かに早熟(ませ)た唆(そそ)るようなまるみをもっている...
山本周五郎 「追いついた夢」
...ぜんたいに柔軟なまるみと艶(つや)があらわれているし...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...艶(つや)つやと健康なまるみを帯びてきた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...体や手足などもまるみと艶(つや)を増し...
山本周五郎 「花も刀も」
...弾力のあるまるみは...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...まるみのかかッた三角形のその種子(たね)は...
吉川英治 「江戸三国志」
...ここからはまるみえだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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