...途中でふり向いて見ると谷底まで黒いものがつづいてその中途で白いまるいものと細長いものとが動いていた...
芥川龍之介 「槍が岳に登った記」
...ああ、そのとき、わたしは、どんなに喜んだかしれません! そこには、わたしのよく知っている顔が、まるい、なつかしい顔が、遠い故郷からの、いちばん親しい友だちの顔が、見えたのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...まるい月は黒い糸杉(いとすぎ)のあいだに半ばかくれて...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...まるい鉄ぶたがぽかんとあいた...
海野十三 「海底大陸」
...部屋の片隅にある犬のくぐり戸のようなまるい形の扉をあけて...
海野十三 「火星兵団」
...まるい光のなかに...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...」懐中電灯のまるい光は...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...ぼんやり白いまるいものが見える...
太宰治 「春の盗賊」
...あやまるいうようなことも...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...」木谷はまるい眼をした...
豊島与志雄 「阿亀」
...まるい石がおいてありました...
豊島与志雄 「シロ・クロ物語」
...そのまるい眼をクルクルとさせ...
中里介山 「大菩薩峠」
...兄さん――と呼ぼうかと思ったが頭がまるい...
中里介山 「大菩薩峠」
...かく席暖まるいとまもなく...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...藻草のない処(ところ)には流れに研がれたまるい石ころが見えた...
山本周五郎 「似而非物語」
...ぜんたいが柔らかくまるい線に包まれている...
山本周五郎 「落ち梅記」
...泥棒が忘れて行ったのじゃろが」「ま! さわらぬがよい」まるい眼を瞠(みは)り合って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...背のまるい体に衝動を見せて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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