......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...十三薊(あざみ)が一切を呑(の)み込んで話は無造作にまとまる...
伊藤左千夫 「春の潮」
...五円という金のまとまるのがどんなに待ちどおしかったことか...
犬田卯 「錦紗」
...話がまとまると、氏は早速入社の辞を書いてよこした...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
......
高村光太郎 「智恵子抄」
...じゃまがありましてもありませいでもまとまる道理はござりませなんだ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...全部まとまるものならまとめたかったし...
豊島与志雄 「絶縁体」
...或る時期にぴたりと一つのものにまとまる...
豊島与志雄 「裸木」
...すっかり先方の話がまとまるまでは大事の上にも大事を取るに越した事はない...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...大体まとまる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もう一皮という感じで心にある文学のプログラムについての考えもまとまるであろうと思う...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この間うちからもうすこしでまとまるところになっていた開成山図書館へ送ってやる本の選択完結...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その方がまとまるからきょう迄十七日分をまとめて見ます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今年は六つ本がまとまる筈なのですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私は作家として小手先の面白さでまとまるようなものに生れついていないで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あと四五回でまとまる由です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こうまとまると段取(だんどり)はバタバタついた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あれがまとまるもンか...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索