例文・使い方一覧でみる「まと」の意味
スポンサーリンク...こまとまりが、ほかのおもちゃのあいだにまじって、同じ引出しの中にはいっていました... 
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「いいなずけ」
...存在しない荷物をまとめて...
石川欣一 「山を思う」
...墨染の破れたころもを身にまとひ...
太宰治 「富嶽百景」
...まとまったものを読もうとする気力はない...
外村繁 「日を愛しむ」
...こんなふうに正面（まとも）にぶつかりそうになる形勢は初めて見ることであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あれは、いったい、ほんとうに盲目（めくら）なのか」丸山が重ねてなじると、仏頂寺は、「本物らしい」「してみれば、君たち三人が、まとまって、ついに一人の盲人のために不覚を取ったという理窟になる――いや、理窟ならまだいいが、現実この通りの始末...
中里介山 「大菩薩峠」
...元來が會話故なかなか思うようにまとまっておらず...
中村研一 「「絵画の見かた」あとがき」
...話を纏（まと）めてやったのだそうである...
夏目漱石 「行人」
...御米（およね）が何時（いつ）もの通（とほ）り服（ふく）や靴足袋（くつたび）を一纏（ひとまと）めにして...
夏目漱石 「門」
...この世にできないことのない道人さまときいて...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...しばらくあの陰気臭い半兵衛のところに我慢しているが――などと申しておりました」「まとまったものとはなんだ」「そこまではわかりませんが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まともに篁の胸を狙いはじめた...
久生十蘭 「地底獣国」
...いま一まとめに綴じこまれたこの書類を...
平林初之輔 「オパール色の手紙」
...日本のすべての問題にこの二重性がつきまとっている...
宮本百合子 「偽りのない文化を」
...乃木さんの一代記八千ぐらいにまとめてやればどうやろか...
山中貞雄 「陣中日誌（遺稿）」
...おきなわやまとぐちというのは...
山之口貘 「おきなわやまとぐち」
...その縁組も彼女の意志でまとめたものだといわれる...
山本周五郎 「桑の木物語」
...絶えず何者か眼を光らしたのがつき纏（まと）っている...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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