例文・使い方一覧でみる「まと」の意味

...この説には従来確かに大きな困難が付きまとっていたのであるが... この説には従来確かに大きな困難が付きまとっていたのであるがの読み方
スワンテ・アウグスト・アーレニウス　Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳「宇宙の始まり」

...衣（きぬ）をまとひつ... 衣をまとひつの読み方
ジョン・ミルトン　John Milton 上田敏訳「リシダス」

...かれがまとめあげた研究論文は五つ六つあった... かれがまとめあげた研究論文は五つ六つあったの読み方
海野十三「金属人間」

...阿弥陀さまといったような... 阿弥陀さまといったようなの読み方
高神覚昇「般若心経講義」

...ちまぢまと小ぎれいにといふわけにはまいりません... ちまぢまと小ぎれいにといふわけにはまいりませんの読み方
辻村もと子「早春箋」

...恐らく先方と直接に話がまとまったのであろう... 恐らく先方と直接に話がまとまったのであろうの読み方
豊島与志雄「死の前後」

...手にしていた縄の一端をクルクルとまとめて... 手にしていた縄の一端をクルクルとまとめての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...相談はほぼその座で纏（まと）まった... 相談はほぼその座で纏まったの読み方
夏目漱石「門」

...同盟敬遠主義の的（まと）になっている奴だ... 同盟敬遠主義の的になっている奴だの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...感慨をとりまとめようとでもするように... 感慨をとりまとめようとでもするようにの読み方
久生十蘭「あなたも私も」

...千々子さまと結婚することになるのだろうが... 千々子さまと結婚することになるのだろうがの読み方
久生十蘭「我が家の楽園」

...真新しい黒オーバをまとつた銀行員風の若い紳士である... 真新しい黒オーバをまとつた銀行員風の若い紳士であるの読み方
牧野信一「日本橋」

...同行した僚友は雨富良碩（あまとみりやうせき）... 同行した僚友は雨富良碩の読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...旦那さまとは、もう、たびたびお目にかかれませんから、このゆびわを旦那さまだと思って眺めています...
矢田津世子「女心拾遺」

...是を訛（なま）って大和（やまと）ではコバシ... 是を訛って大和ではコバシの読み方
柳田国男「木綿以前の事」

...七の日墓参三八聴講（ちょうこう）一六母のあんまと書いて貼（は）ってあった... 七の日墓参三八聴講一六母のあんまと書いて貼ってあったの読み方
吉川英治「剣の四君子」

...老公は鹿につきまとわれながら... 老公は鹿につきまとわれながらの読み方
吉川英治「梅里先生行状記」

...このままとは思われなかった... このままとは思われなかったの読み方
吉川英治「柳生月影抄」

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