...馬が躓(つま)ずいたり止まったりすると...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...底に沈んで留まったりすることなど...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...家のうしろのシロ松の枝にせわしなくとまったりする野鳩の飛びかけりは大気を鳴りとよもす...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...わたしはどんな天候でも決して難船したり進退きわまったりすることはなかった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...かえって自転車の前へ行ってしまったりすることがあるわね...
高見順 「如何なる星の下に」
...お遊さんが帯をしめてほしいといえば男のちからでなければといって父にやらせあたらしい足袋をはかせるときはこはぜがかたいからといって父の手をかりそのつど父がはずかしがったりこまったりするのをながめているのでござりました...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...またいわゆる名所旧跡などのすぐ前を通りながら知らずに見のがしてしまったりするのは有りがちな事である...
寺田寅彦 「案内者」
...ピンピンして働いている男の足を取捉まえて繃帯をしてしまったりすることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...講壇の講義そのままになってしまったりすることが...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが急に遁逃(とんとう)して空虚にされてしまったりする場合に...
中里介山 「大菩薩峠」
...またはしまったりするので約三十分ほど費やした...
夏目漱石 「永日小品」
...泣いたりあやまったりするようなことはなく...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...時によって正常者の方が「キチガイ」になってしまったりする事があることも...
三好十郎 「恐怖の季節」
...馳走(ちそう)をふるまったりするものであったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...絹布を斜めにして下の方が固まったりすると大変な恥になるので...
柳田国男 「故郷七十年」
...たちまち掻き消えてしまったりするのだという...
吉川英治 「三国志」
...止まったりするのであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...睫毛(まつげ)もくッついてしまったりする...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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