...自分などはまだまだこの内容に近づくことが出來る程の境地に到達してゐないながらに...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...まだまだ飛行島は...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...まだまだ手段を施さなければなりません...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...まだまだ時間があるよ...
大阪圭吉 「死の快走船」
...お前が偉くなってくれればまだまだ僕はいろいろな物を買って上げるよ」と...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...だってまだまだ、君の心にあることは、ちゃんと顔に出ているもの、ありがたいことにね...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...まだまだたくさんな将来の可能性がこの事実の基礎の上に存在するであろう...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...不敏にしてまだまだ心腑に収め難いものが多くございます...
中里介山 「法然行伝」
...新おとぎ唄ぱらぱら雨――蛙の顔広いもんぢや世の中はぱらぱら雨が降つたとさ不思議なこともあるもんぢや蛙(かはづ)が天上(てんじよ)を見てたとさそりや また不思議といふもんぢや顔ぬれ蛙になつたとさ春日の社まだまだおめめのさめぬうち春日(かすが)の社(やしろ)の燈籠にアノ...
野口雨情 「未刊童謡」
...まだまだ考慮の余地があるだろう...
平林初之輔 「文芸は進化するか、その他」
...まだまだほんの表面なんですよ...
北條民雄 「いのちの初夜」
...わしをまだまだ信じ切ッている...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...とまだまだ沢山あるが...
村井弦斎 「食道楽」
...まだまだ驚く事がある...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...日本の婦人の実力がまだまだ選挙権を要求する程度に達していないのはいうまでもないが...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...……まだまだ家内など持つのも...
吉川英治 「新書太閤記」
...婆から「うまいこと、行きましたよ」と囁(ささや)かれて、彼もまずは、ほっとした色だが、近所の外聞、人目の偽瞞(ぎまん)、そして役署の検死やら火葬の認証やら、無事、灰にしてしまうまでは、まだまだ、安心とはいいきれない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...まだまだ」「あなたは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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