...また一段と出色(しゅっしょく)の作です...
芥川龍之介 「秋山図」
...今日はまた一段と暑いようじゃ...
芥川龍之介 「竜」
...他の家から見るとまた一段と高くなっていますから...
伊藤野枝 「転機」
...林はまた一段と勇気をました...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...そしてまた一段と頼もしいことに...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...疲労を覚える事もまた一段とひどい...
薄田泣菫 「独楽園」
...また一段とよいのだ...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...また一段と深い所が現われてきた...
豊島与志雄 「二つの途」
...二山脇玄内の跳梁(ちょうりょう)はそれからまた一段と目ざましくなりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...また一段と豪勢を極めます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今日はまた一段と趣向を凝らしたとみえ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...ほんとに」いいながらもさらにまた一段とその決意を深めていくような様子だった...
正岡容 「小説 圓朝」
...一段また一段と落ちて来て...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...スフは買木綿(かいもめん)と比べてまた一段と持ちが悪いかよいか...
柳田国男 「木綿以前の事」
...また一段と微妙のものになっているのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...今日はまた一段と酒の消費を無節制にしたので...
柳田国男 「木綿以前の事」
...それ故にまた一段と我々の中においては...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
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