...両艇は、ほとんど同じ距離をたもちながら、月島(つきしま)をはなれ、お台場(だいば)に近づき、またたくまに、そのお台場もうしろに見て、洋々たる東京湾の中心にむかって疾駆(しっく)しています...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...またたくまに、監視と徒刑囚以外のものはみな中庭から逃げだした...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...またたくさんに本を読んだからといって...
中里介山 「大菩薩峠」
...百二十個の灯籠が春風(しゅんぷう)にまたたく...
夏目漱石 「一夜」
...悲しそうにまたたくのを平次は見のがしませんでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その黒耀石(こくようせき)のような眼をまたたくのでした...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...この炭坑街にまたたく間に...
林芙美子 「新版 放浪記」
...またたく間に、五十畳の広座敷はもちろん、筵敷の上までぎっしりと詰って、身動きもならない有様...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...古金襴の袋刀は黒髪の枕上に小さく美くしい魂を守ってまたたく...
宮本百合子 「悲しめる心」
...またたくまに突破されてしまった...
吉川英治 「上杉謙信」
...またたく間に神田橋から外濠(そとぼり)に沿って...
吉川英治 「江戸三国志」
...そして、またたく間に、虎牢関の内へ逃げこんでしまった...
吉川英治 「三国志」
...二万余の土龍は、またたくうちに、一すじの地道を対岸の彼方まで掘りのばして行った...
吉川英治 「三国志」
...新府(しんぷ)のお館(やかた)はまたたくまに落城(らくじょう)です...
吉川英治 「神州天馬侠」
...その間に、五郎将文、六郎将武なども、大結ノ牧や、附近の邸から、駈けあわせ、またたくまに七、八百騎...
吉川英治 「平の将門」
...それもまたたく元の闇――...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...行って来ます、と元気よく駈けてゆく馬蹄(ひづめ)の音に、武蔵が森から出て、眩(まば)ゆい草の海を見送っていると、伊織の影は、一羽の鴉(からす)が、太陽の火焔の真っただ中へ翔(か)け入って行くように、またたく間に、小さくなり、黒い点になり、やがて燃えきって溶(と)けてしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...またたく間に死んでしまう...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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