...まずもって、言った本人が一番先にゲラゲラ笑い、一番激しく笑ったのである...
高見順 「如何なる星の下に」
...うまく使う者がまずもっていない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...まずもって吉原の信心家へ招かれて...
中里介山 「大菩薩峠」
...まずもって急を久助さんに告げ...
中里介山 「大菩薩峠」
...まずもって自身の富をいたすの必要なるは申すまでもなきことなるに...
福沢諭吉 「慶応義塾学生諸氏に告ぐ」
...まずもって王室をもてなしたのも...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...まずもってその視力が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まずもって弟子たちに語らせ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(a)まずもって王様たちからこの種の乱費をやめてごらんなさい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まずもって我々がその定義について一致した考えをもっているかどうかを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まずもって彼らを彼ら自らと協調させなければならないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まずもって誰か物識りをつかまえて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まずもって爰(ここ)にはそれを判決するだけの資格のある者が入用なので...
柳田国男 「木綿以前の事」
...「用と申す趣は?」短いが重味のある一問、名人の眸(ひとみ)と、胆ッ玉の光を現わしている伝吉の眼とが、まずもって、ガッチリ火花を散らすように出ッくわした...
吉川英治 「剣難女難」
...まずもって心配はありません」聞くと...
吉川英治 「三国志」
...まずもって、実に全力をそそぎ、後、虚を始末すればよろしいでしょう」「なるほど、実(げ)にも、そうであった」いわれてみると、こんな分りきっていることを、なんで迷っていたのかと魏帝は膝を打って嘆じた...
吉川英治 「三国志」
...そちを、宮門より先に走り返らせたのも、まずもって、小右京に覚悟させおいて欲しいためだった...
吉川英治 「私本太平記」
...商家としてはまずもって裕福な方である...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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