...ひとりでまじめに走つた...
太宰治 「思ひ出」
...まじめにお答え致します...
太宰治 「新郎」
...まじめに聞ける人...
太宰治 「HUMAN LOST」
...(まじめに、ちょっと頭をさげる)(数枝)(おどろき)まあ、清蔵さん...
太宰治 「冬の花火」
...初めはまじめに書いてみたが...
田山花袋 「田舎教師」
...この計畫のことを彼はひとりで大まじめに考えていたのである...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...わたしがあの手紙をまじめに書いたものと...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...自らおのれをごまかしながらしかもおそらくはまじめに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...また人がばかにして相手にしないほど今の時勢からみれば迷信的な話を私がまじめにきくためばかりでないといふことがわかつたのは幾日かたつてからのことであつた...
中勘助 「銀の匙」
...「夏蜜柑の択び方も知らん」と言ってまじめになって小言(こごと)をいいながら...
中島敦 「斗南先生」
...ついまじめになった...
夏目漱石 「三四郎」
...コツコツにまじめにこわばった心でそのくせ...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...それでは僕もまじめに言おう...
三好十郎 「肌の匂い」
...それから大輔(たゆう)の命婦(みょうぶ)にまじめに仲介を頼んだ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...言葉の遊戯ではなく皆まじめに思召(おぼしめ)すらしいのであったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まじめには愛人と認めていない相手も多くなったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それは常にまじめに敬虔になされなければならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...性善坊は、まじめに、「はい、私の師は、範宴さまお一人にございます」「ものずきな奴もある...
吉川英治 「親鸞」
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