...この書は著者大島支郎(おほしましらう)氏...
芥川龍之介 「雑筆」
...猿(ましら)のように梯子づたいに檣の上へとんとんとかけ上ったものである...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...二紅顏孃子(あからをとめ)のましら手(で)に...
薄田淳介 「白羊宮」
...樣(さま)にもたれて眞白百合(ましらゆり)...
薄田淳介 「白羊宮」
...スルスルと猿(ましら)のように...
田中英光 「オリンポスの果実」
...いっそかれこれ思ってみない方がましらしい生活が...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...血気の頃には猿(ましら)の如くする/\と攀昇(よじのぼ)り候その樹(き)の幹には変りはなけれども...
永井荷風 「榎物語」
...蓆(むしろ)から蓆を伝って猿(ましら)のように走って行きます...
中里介山 「大菩薩峠」
...問ひくるものとては梢を傳ふ猴(ましら)なれば...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...ましらの半次が待って居る処へ左膳とお小夜が帰って来た...
山中貞雄 「なりひら小僧」
...物陰でましらの半次が気が気で無い...
山中貞雄 「なりひら小僧」
......
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...猿走(ましらばし)り――見るまに枝から横枝の先ッぽへ...
吉川英治 「江戸三国志」
...猿(ましら)のように敏捷な蜀兵に追われ...
吉川英治 「三国志」
...猿(ましら)の如く渡って...
吉川英治 「三国志」
...猿(ましら)のように身軽く走り通る者があった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...猿(ましら)の如く思い思いに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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