...まごまごしていると...
梅崎春生 「狂い凧」
...三週間ほど甲府でまごまごして...
太宰治 「たずねびと」
...まごまごしてゐるうちには着くだらう...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...まごまごした筆の下手さ加減は...
戸坂潤 「社会時評」
...三日もまごまごしてたら...
久生十蘭 「地底獣国」
...まごまごしてはいや」というとなよなよ首に手を巻きつけてわたしを寝台へおしたおしました...
久生十蘭 「ハムレット」
...そして門の戸をあけようとしてまごまごしている所を...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...幾分まごまごしながら...
堀辰雄 「葉櫻日記」
...急にまごまごして...
堀辰雄 「麥藁帽子」
...うっかりどこへ寝るのか誰にも聞いておかなかったのでまごまごしていると...
正岡容 「小説 圓朝」
...まごまごしていはしないかと想像する...
森鴎外 「雁」
...まごまごするな」袱紗をあけさせると...
山本周五郎 「七日七夜」
...「そんな処でなにをまごまごしているの...
山本周五郎 「風流太平記」
...仲に這入って間誤間誤(まごまご)する...
夢野久作 「焦点を合せる」
...こんなまごまごしちゃあいない」「仮面箱(めんばこ)を持って行くはいいが...
吉川英治 「江戸三国志」
...なお戦場をまごまごしておるかっ」と...
吉川英治 「三国志」
...まごまごしていれば何人(なんぴと)かがきっと探し当てて官へ密訴して出るにちがいない...
吉川英治 「親鸞」
...てめえがまごまごしている間に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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