...「まことに、遺憾です...
海野十三 「爆薬の花籠」
...まことに良(よ)い華客場(とくいば)を持っていられたということであります...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...まことに感慨無量である...
種田山頭火 「其中日記」
...まことに驚くべきことである...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...まことにはつきりしてゐる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...まことに甘(うま)い話である...
細井和喜蔵 「女給」
...この滔々たる勢いにはまことに致し方もなく...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...含蓄的な存在理解はまことに生のひとつの現實である...
三木清 「歴史哲學」
...まことに立派に思えた...
宮本百合子 「あられ笹」
...彼らの戦闘のねばり強さはまことに驚くべきもので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まことに出すぎた用心であった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まことに感服に堪(た)へたりと云ふ可し...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...だいぶ当地の敗戦を心痛しています」「まことに予の不徳のいたすところだ...
吉川英治 「三国志」
...こんな時勢に会して、まこと、話し相手とおもうているのは、足利又太郎お一人だ...
吉川英治 「私本太平記」
...それはいかにも真(まこと)しやかに喧伝(けんでん)された...
吉川英治 「新書太閤記」
...まことに晦(くら)かった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...五十を過ぎては、尋ね入るべき道もない――としている所、まことに、哲人のつぶやきらしい...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...まことに白々として見えて居る...
若山牧水 「熊野奈智山」
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