...なまぐさい血潮に染まっている...
芥川龍之介 「偸盗」
...まぐさ屋もわずか数ヵ月で廃業である...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...カントの超絶(てうぜつ)哲学(てつがく)や余姚(よよう)の良知説(りやうちせつ)や大(だい)は即(すなは)ち大(だい)なりと雖(いへ)ども臍栗(へそくり)銭(ぜに)を牽摺(ひきず)り出(だ)すの術(じゆつ)は遥(はる)かに生臭(なまぐさ)坊主(ばうず)が南無(なむ)阿弥陀仏(あみだぶつ)に及(およ)ばず...
三文字屋金平 「為文学者経」
...どんな神性が彼のうちにうごいているか? 彼の最高の義務は自分の馬に秣(まぐさ)をあたえ水を飲ますことだ! 海運業の景気のよしあしにくらべると自分の運命などは物の数でなくなるのだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...俺の息が血なまぐさいのだった...
高見順 「いやな感じ」
...しかし血なまぐさい戦争の行われたことは少かったろうと推測せられる...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...外へ出れば出たで腥(なまぐさ)いものにも箸を着けていた...
徳田秋声 「足迹」
...なまぐさ坊主のくせに...
中里介山 「大菩薩峠」
...氣持ちの惡いほどなまぐさい...
林芙美子 「旅人」
...――をしっかりと、あのあらゆる力と情とをこめて、彼女を抱き締めることの回想と予想とで、血なまぐさい、汚(よご)れた、現実的な、ボーイ長の問題などは、その余地を頭の中へ置き得ようはずがないのであった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...生臭(なまぐさ)を上げたら悪かろうか...
久生十蘭 「生霊」
...直ぐに己の目に附いた「パアシイ族の血腥(ちなまぐさ)き争闘」という標題の記事は...
森鴎外 「沈黙の塔」
...秣(まぐさ)をあたえて見て...
柳田国男 「母の手毬歌」
...虚無僧兄弟の血のような赤い深山草(みやまぐさ)の花がさいている細い道へ...
吉川英治 「江戸三国志」
...昼は馬糧倉(まぐさぐら)のように蒸れている蓆(むしろ)小屋に昼寝をしている者もない...
吉川英治 「江戸三国志」
...血なまぐさい戦場からさまようてきた落武者かなんぞであろう...
吉川英治 「三国志」
...馬糧小屋(まぐさごや)の藁(わら)の中でなんという理(わけ)もわからずに悶掻(もが)き合った体験がある...
吉川英治 「宮本武蔵」
...馬糧(まぐさ)小屋のわらの中で...
吉川英治 「宮本武蔵」
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