...なまぐさい毛皮の渦巻(うずま)きの中へ巻きこんだ...
芥川龍之介 「偸盗」
...なまぐさぼうずなら いたしかた ありません...
五十公野清一 「一休さん」
...魚肴(さかな)は生臭(なまぐさ)きが故(ゆゑ)に廉(やす)からず蔬菜(やさい)は土臭(つちくさ)しといへども尊(たふ)とし...
三文字屋金平 「為文学者経」
...血腥(ちなまぐさ)い噂がそこら中に広がってる時である...
内田魯庵 「最後の大杉」
...そこにはあまりなまぐさい抵抗があり過ぎたのだ...
梅崎春生 「日の果て」
...昨夜何か都下において血腥(ちなまぐさ)き事件でもございませんでしたでしょうか」臼井は錐(きり)のように鋭く問い迫る...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...上海の濃霧に特有な生臭(なまぐさ)い匂いが侵入していたのであった...
海野十三 「人造人間殺害事件」
...血なまぐさい場面がいろいろこしらえてあって...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...軍神マーズの血なまぐさい姿をさえも理想化した...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...すしは生臭(なまぐさ)くて好きでなかった...
太宰治 「姥捨」
...そんな生臭坊主(なまぐさばうず)ぢやありません...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...血なまぐさい魚市場の内を歩いて魚類を見たりしてから...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...もっぱら第二の役目の方をひきうけて血なまぐさい殺し方をする...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「夜の宿なまぐさし」などとも芭蕉は記している...
柳田国男 「故郷七十年」
...そしてしばらくは血腥(ちなまぐさ)い風が...
吉川英治 「剣難女難」
...こんな馬糧(まぐさ)だらけな馬糧小屋(ごや)のなかで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...いきなりあたりにある馬糧(まぐさ)をかぶった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そこに建(た)っている屋根(やね)の高い馬糧小屋(まぐさごや)から蒸(む)れたせいろうのように白いけむりがスーとめぐっている...
吉川英治 「神州天馬侠」
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