...呼ばれて目を上げると、笠は破(やぶ)れて、紙を被(かぶ)せた、黄色に燻(くすぶ)ったほやの上へ、眉の優しい額を見せた、頬のあたりが、ぽっと白く、朧夜(おぼろよ)に落ちた目(め)かずらと云う顔色(かおつき)...
泉鏡花 「霰ふる」
...ぽっぽっと、湯気の立つ皿の上をながめて、彼は、まだ食べない先から、盛に、ごくりごくりと唾をのみこんでいる...
海野十三 「火星兵団」
...仕度(したく)は間に合うか」油学士は、かねて狙(ねら)っていた副主席の話を、思いがけなく醤の口からきかされたので、彼は処女(しょじょ)の如く、ぽっと頬を染め、「大丈夫でございますとも、丁度(ちょうど)只今、一切の準備が整(ととの)いました...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...ぽっと湯上りくらいに赤らんでいる顔を仰向けて...
太宰治 「嘘」
...林の裾(すそ)のぽっと明るいところは...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...連城は顔をぽっと赧(あか)くしていった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「連城」
...ぽっと鬘(かつら)をかぶった故人菊五郎の与次郎が...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ぽっとり者の方でも...
中里介山 「大菩薩峠」
...お松はぽっとしてしまいましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...蒼白(あおじろ)い頬をぽっと赤くした...
夏目漱石 「それから」
...ぽっと桜色をしておりましてね...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...傍から椎の実筆を執り池にぽっとりした! 岡でくるくる転して穂を揃えた...
宮本百合子 「雲母片」
...どうぞ」それだけを云うのにもぽっと頬を染めて...
矢田津世子 「父」
...目もともぽっと赧くほんのり紅を刷(は)かれ...
山川方夫 「菊」
...おっぽっといてくれ」ともどなったそうである...
山本周五郎 「青べか物語」
...やがてぽっと酔いが顔にきざしてきた頃...
吉川英治 「三国志」
...可愛らしい人間だぜ……」ぽっと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ぽっと紅(あか)くなって...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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