...おばあさんマアチンぽっちりしか食べないな! 乳が出来た(乳を彼女に渡す)ぽっちりしか飲まないね子供靴をはかせて頂戴...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「心のゆくところ(一幕)」
...やっぱり自分はひとりぽっちなのか...
海野十三 「大空魔艦」
...この一人ぽっちの老人を慰めてやろうという意志から出たものではなく...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...なぜあんなことを?トレープレフ 僕はひとりぽっちだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...僕は全く一人ぽっちにのこされてしまった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...一人ぽっちなのが……...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...僕が居なかったら世の中に一人ぽっちだ...
豊島与志雄 「二つの途」
...私はひとりぽっちです...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...小作りのぽっちゃりした年増盛(としまざかり)のお妾らしいものを見ると...
永井荷風 「雪解」
...俺あ一人ぽっちと云ったっけ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...一人ぽっちの俺を...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...そりゃやるとも」「いくらくれます」「十五銭」「いやだよ十五銭ぽっち」「嘘だ嘘だ...
正岡容 「寄席」
...こっちへバタンと引っくりかえすが出た銅貨はほんのぽっちり...
宮本百合子 「金色の秋の暮」
...その喉笛のしたにぽっちりついた傷が男には忌わしい妄念を駆(か)らせたのであった...
室生犀星 「香爐を盗む」
...いるわけなんだが…それがねえ……美冷蔵庫にこれっぽっち...
森本薫 「華々しき一族」
...蔵のようにまるぽっちゃい靴先で...
山之口貘 「楽になったという話」
...いまさらなんと云われようと恥ずかしがることはこれっぽっちもないさ」「どこまで跟(つ)けて来る気だ」「それはおまえさんしだいさ」と云って六兵衛は歯を見せた...
山本周五郎 「ひとごろし」
...独りぽっちの身が淋しくてならなくなった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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