...花田 (指をぽきんぽきん鳴らす癖がある)おまえたちは始終俺のことを俗物だ俗物だといっていやがったな...
有島武郎 「ドモ又の死」
...今にもぽきんと折れそうになった...
海野十三 「火星兵団」
...ぽきんぽきんと折れた...
海野十三 「恐竜島」
...僕の得意の鼻はぽきんと折れてしまつた...
海野十三(佐野昌一) 「寺田先生と僕」
...今にもぽきんと折れそうだった...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...捉まるとぽきんと苦も無く折れる...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...そのうちにぽきんと音たててしょげてしまった...
太宰治 「狂言の神」
...彼女は南京豆でも噛って居るらしく時折ぽきんぽきんと殻を割る音を立て乍ら...
西尾正 「陳情書」
...糸切糸切虫にどの糸切らせうほぐれた糸をよりより切らせう糸切虫は赤い糸切つた小さな口でぽきんと切つた...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...どこかの骨がぽきんと折れてしまいそうな気がする...
平林初之輔 「動物園の一夜」
...ぽきんと折れている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...ぽきんと折れてしまった...
吉川英治 「三国志」
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