...渓流をさかのぼる時...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...煙の信号がたちのぼるのが見えます...
海野十三 「怪塔王」
...今日はそれを果すつもりで編輯部から教えられたとおり田村町一丁目のテキスト・ビルの三階へのぼる...
海野十三 「名士訪問記」
...よじのぼることもできません...
江戸川乱歩 「かいじん二十めんそう」
...絞首台にのぼると...
高見順 「いやな感じ」
...屋敷へのぼるだらだら坂へかかってきたからなのでしょう...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
......
種田山頭火 「行乞記」
...仏前にぬかづいて懺悔の熱涙をしぼる...
種田山頭火 「松山日記」
...自由によぢのぼることが出来る...
豊島与志雄 「悪魔の宝」
...通りかかるお玉の姿が人の口の端(は)にのぼるほど...
中里介山 「大菩薩峠」
...地面から一メートルぐらゐのぼると...
新美南吉 「かぶと虫」
...世間の口にのぼる前に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...むさぼるやうな食慾だつた...
林芙美子 「雨」
...「船長! 水夫見習いの安井昇(のぼる)ってのが負傷したのは知ってますか...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ライン峡谷をさかのぼる思ひを持つて...
牧野信一 「浪曼的月評」
...月の上ぼる時であった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「約束」
...何しろよく話題にのぼるように...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
山之口貘 「詩とはなにか」
便利!手書き漢字入力検索