...お日さまがのぼると...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪だるま」
...怪塔王は、坂道をのぼると、例の洞窟の中へはいった...
海野十三 「怪塔王」
...一と飛びに紀元前にさかのぼると...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
......
大手拓次 「蛇の花嫁」
...灰のやうに白く乾き切つたそこらの土から地(ち)いきれが火焔(ほのほ)のやうに立ちのぼるのが...
薄田泣菫 「独楽園」
...らいねんの春ゆきどけを待って岐阜の三七どのとしめしあわされ上方へせめのぼるように...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...うぬぼれるな、むさぼるな、こだはるな...
種田山頭火 「其中日記」
...額(ひたえ)にこぼるる髪をかき上げ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...七八百万円にのぼる国防献金...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...今ごろになって突然記憶にのぼることがあるというのは! それも巨細にわたってなまなましい印象を伴ない...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...彼女が歌ってる唄にむさぼるように耳をすませた...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...道は又他の溪流に添うてのぼる...
長塚節 「鉛筆日抄」
...そしてあまり高くもない石段なのに、とちゆうで三べんか四へん休んで、のぼるのでした...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...彼の眼は何かをむさぼるように...
原民喜 「永遠のみどり」
...あすこをのぼるとき又さっきの年老(としよ)りがね...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...多分役員改選が議題にのぼるでしょう今まで発企人のいすわり常任幹事でしたが幹事全体と地区の代表のような人でセンコウ委員を選んで そこからのスイセンコーホを...
宮本百合子 「往復帖」
...例えば子供が一つ木にのぼると...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこの大碗(おおわん)で早くよこせ」むさぼるごとくがぶがぶ飲んで...
吉川英治 「新・水滸伝」
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