例文・使い方一覧でみる「ぼつ」の意味


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...聞き覚えのおぼつかなき人工呼吸を必死と試みた...   聞き覚えのおぼつかなき人工呼吸を必死と試みたの読み方
伊藤左千夫 「奈々子」

...太い煙突から晴れた空へ煙が青くのぼつてゐた...   太い煙突から晴れた空へ煙が青くのぼつてゐたの読み方
太宰治 「陰火」

...臺所の戸棚の上によぢのぼつてまで搜した...   臺所の戸棚の上によぢのぼつてまで搜したの読み方
太宰治 「思ひ出」

...只おぼつかないのはあなたの御両親ですね」糸子はしほれながら「私は両親がゆるしてくれないなら...   只おぼつかないのはあなたの御両親ですね」糸子はしほれながら「私は両親がゆるしてくれないならの読み方
田澤稲舟 「五大堂」

...・日向ぼつこする猫も親子小春日...   ・日向ぼつこする猫も親子小春日の読み方
種田山頭火 「行乞記」

...あの自動車がいろいろなものを運んで来た」凹凸(でこぼこ)した道を辛うじてのぼつて来た一台の自動車は...   あの自動車がいろいろなものを運んで来た」凹凸した道を辛うじてのぼつて来た一台の自動車はの読み方
田山録弥 「浴室」

...M先生の歿後(ぼつご)...   M先生の歿後の読み方
徳田秋声 「黴」

...翌日の糧(かて)を稼(かせ)ぎ出さんがために覚束(おぼつか)ない努力をしていた...   翌日の糧を稼ぎ出さんがために覚束ない努力をしていたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...日(ひ)が西(にし)の空(そら)の土手(どて)のやうな雲(くも)の端(はし)に近(ちか)く据(すわ)つて漸次(だん/\)に沒却(ぼつきやく)しつゝ瞬(またゝ)いた...   日が西の空の土手のやうな雲の端に近く据つて漸次に沒却しつゝ瞬いたの読み方
長塚節 「土」

...多くの者は壁へ擧ぢのぼつて月をつかまへようとしたが...   多くの者は壁へ擧ぢのぼつて月をつかまへようとしたがの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」

...自分らの食糧や衣類はおぼつかない海運に委(まか)せた彼らが...   自分らの食糧や衣類はおぼつかない海運に委せた彼らがの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...おぼつかなくも鍬(くわ)をもち...   おぼつかなくも鍬をもちの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...近きしるしなきおぼつかなさは恨めしく...   近きしるしなきおぼつかなさは恨めしくの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...まけたはうが のぼつてゆくことに しました...   まけたはうが のぼつてゆくことに しましたの読み方
村山籌子 「お鍋とお皿とカーテン」

...――さかのぼつては古美術の面でも...   ――さかのぼつては古美術の面でもの読み方
吉川英治 「折々の記」

...二番目の駕に急用があるんだ」「春日新九郎の駕を俺たちに渡して通れ」「不埒(ふらち)なことを申せッ」云わせも果てず黒装束の一人が勃然(ぼつねん)とした声で...   二番目の駕に急用があるんだ」「春日新九郎の駕を俺たちに渡して通れ」「不埒なことを申せッ」云わせも果てず黒装束の一人が勃然とした声での読み方
吉川英治 「剣難女難」

...「聟殿が、てれまする」老人から、ぼつぼつ、着席する...   「聟殿が、てれまする」老人から、ぼつぼつ、着席するの読み方
吉川英治 「松のや露八」

...独りで練技を試している者がぼつぼつ増えていた...   独りで練技を試している者がぼつぼつ増えていたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「ぼつ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ぼつ」

「ぼつ」の英語の意味


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ご神木   未聞     

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