...所帯(しょたい)の苦労もわが身の老いぼけたのも...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...古ぼけた蝦茶色(えびちゃいろ)の緞帳(どんちょう)に金文字で「銀平曲馬団」と銘がうってあったのには...
海野十三 「三人の双生児」
...声のする方に近づいてゆくと一つの古ぼけた建物があった...
海野十三 「地獄街道」
...今私の前に腰かけている河野自身の古ぼけた手提(てさげ)鞄で...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...麦僊氏が帳(カーテン)のなかから寝ぼけた顔を出して...
薄田泣菫 「茶話」
...などと記した古ぼけた箱が五つ六つ積み重ねてある傍に...
谷崎潤一郎 「細雪」
...とすれば、どんなことでも出来る人間が、支那の海岸を廻って歩く、こわれかかった、古ぼけた、ねずみや船虫の棲家になっているこの厭な臭いのする船の中に、とじ込められて辛棒(しんぼう)しているなんてことが、考えられるかい...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...古ぼけたその鞄だって...
豊島与志雄 「悲しい誤解」
...年代のほども分らない古ぼけたものでした...
豊島与志雄 「碑文」
...その古ぼけた赤い風車は...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...月(つき)は隙間(すきま)だらけの古(ふる)ぼけた雨戸(あまど)をほのかに白(しろ)く見(み)せて居(ゐ)た...
長塚節 「土」
...クラムがやるように寝ぼけたような夢見ているような様子をしてもったいぶっている人なんでしょう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...とぼけた面相のせいか...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...いいたい放題のとぼけたことをいってすまされるのであるから...
久生十蘭 「海豹島」
...そこにある古ぼけた寝台だの...
堀辰雄 「旅の絵」
...こんな煤ぼけた爐のまへに胡坐をかいてゐるのは...
堀辰雄 「爐邊」
...古ぼけたつゞれの袋に入つた懐剣を携へて来て...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...氷のはじに立ってとぼけた顔をしてじっと海の水を見ているかと思うと俄かに前肢(まえあし)で頭をかかえるようにしてね...
宮沢賢治 「風野又三郎」
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