例文・使い方一覧でみる「ほんろう」の意味

...彼を飜弄（ほんろう）しようとした... 彼を飜弄しようとしたの読み方
芥川龍之介「芋粥」

...松永弾正（だんじやう）を飜弄（ほんろう）した例の果心居士（くわしんこじ）と云ふ男は... 松永弾正を飜弄した例の果心居士と云ふ男はの読み方
芥川龍之介「煙草と悪魔」

...のみならず金は必しも我々人間を飜弄（ほんろう）する唯一の力ではないのである... のみならず金は必しも我々人間を飜弄する唯一の力ではないのであるの読み方
芥川龍之介「文芸的な、余りに文芸的な」

...葉子はその青年を思うさま翻弄（ほんろう）した... 葉子はその青年を思うさま翻弄したの読み方
有島武郎「或る女」

...皮肉の言葉を並べて相手を翻弄（ほんろう）せんとするのである... 皮肉の言葉を並べて相手を翻弄せんとするのであるの読み方
内村鑑三「ヨブ記講演」

...気に入った女たちを自由に奔弄（ほんろう）していったのだ」「そうだったか――」私は深い嘆息（たんそく）と共に... 気に入った女たちを自由に奔弄していったのだ」「そうだったか――」私は深い嘆息と共にの読み方
海野十三「ゴールデン・バット事件」

...翻弄（ほんろう）し... 翻弄しの読み方
江戸川乱歩「「悪霊物語」自作解説」

...自分を翻弄（ほんろう）する運命の毒舌のごとくに感ぜられた... 自分を翻弄する運命の毒舌のごとくに感ぜられたの読み方
夏目漱石「門」

...滅茶滅茶に翻弄（ほんろう）した女... 滅茶滅茶に翻弄した女の読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...私を翻弄（ほんろう）するんだ... 私を翻弄するんだの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「王冠の重み」

...芭蕉は連句において宇宙を網羅し古今を翻弄（ほんろう）せんとしたるにも似ず... 芭蕉は連句において宇宙を網羅し古今を翻弄せんとしたるにも似ずの読み方
正岡子規「俳人蕪村」

...彼を翻弄（ほんろう）することにかけては... 彼を翻弄することにかけてはの読み方
山本周五郎「風流太平記」

...翻弄（ほんろう）も自由... 翻弄も自由の読み方
吉川英治「私本太平記」

...まったく民部の作戦に翻弄（ほんろう）されつくした野武士たちは... まったく民部の作戦に翻弄されつくした野武士たちはの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...林冲に翻弄（ほんろう）されるのが甘美でさえあった... 林冲に翻弄されるのが甘美でさえあったの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...信長に翻弄（ほんろう）されたり... 信長に翻弄されたりの読み方
吉川英治「随筆　宮本武蔵」

...官憲を翻弄（ほんろう）していた... 官憲を翻弄していたの読み方
吉川英治「平の将門」

...ふし穴か」四この婆に翻弄（ほんろう）されることには... ふし穴か」四この婆に翻弄されることにはの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

👨話題の人々👩