...ほんのりいいにおいのするばらが...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「もみの木」
...瓦斯燈(がすとう)がほんのり點(とも)れて...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...薄くほんのりとして覗(のぞ)くのも...
泉鏡花 「絵本の春」
...朱塗(しゅぬ)りの不動堂がほんのりその木立の上に浮きだしている...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...梅原の十號ほどのナポリの風景の前に芥川はほんのり上氣した顏をして立つてゐた...
小穴隆一 「二つの繪」
...ぼくはほんのりと酩酊して行った...
竹内浩三 「横町の食堂で」
...ほんのりお顔を赤くなさって...
太宰治 「斜陽」
...ほんのりと桃色をした柔らかな指先で脂ぎった茶碗や皿を洗った...
――モウパンサン―― 辻潤訳 「頸飾り」
...夜がほんのりと明けてくる時...
豊島与志雄 「死ね!」
...まだほんのり娘のほとぼりが殘つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ほんのりと温かい...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...地は既にほんのりと白くなつてゐた...
水野仙子 「輝ける朝」
...ほんのり端々で紅らんだ白桃の花は...
宮本百合子 「斯ういう気持」
...ほんのりと口紅のように浮んでいるのを見たとき...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...ほんのりと自然色があり...
柳宗悦 「和紙十年」
...ほんのりとあかるみだした障子の色に気づいて...
山本周五郎 「日本婦道記」
...ほんのりと特有の香味...
山本笑月 「明治世相百話」
...不図目をあげると思ひも寄らぬ方にほんのりと有明月が残つてゐた...
若山牧水 「岬の端」
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お使い物 ひとたまりもない 聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥
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