...既に出藍(しゆつらん)のほまれがあつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...とこしへの譽(ほまれ)をあげよ...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「歌よ、ねがふは」
...さすがに名検事の誉(ほまれ)高き村松氏であった...
海野十三 「蠅男」
...そよやむかし乙姫がほまれの氏(うぢ)を厭ひて...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...ジムはきっとこの企ての誉(ほまれ)たる者になるでしょう...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...「ほまれ」という軍人専用の煙草を百本(とその大尉はいっていたのだそうですが...
太宰治 「貨幣」
...ほまれを授かった事たびたびであった...
小泉八雲 田部隆次訳 「ろくろ首」
...100最後の隊はほまれある援軍...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ヘクト,ルとトロイア軍のほまれ増す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...世話になるということは誉(ほまれ)のことではあるまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...当主孔叔圉はつとに名大夫の誉(ほまれ)が高い...
中島敦 「弟子」
...握る名と奪える誉(ほまれ)とは...
夏目漱石 「草枕」
...その王座には(紫の御子(ポーフィロジーニ)!)その光栄(ほまれ)にふさわしき威厳もてこの領土(くに)の主(あるじ)坐(ざ)せり...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...お父さんはパリではこの道にかけて熟練(じゅくれん)のほまれの高い一人であった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...自分のほまれを輝かそうとも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...武将のほまれ甚だ高いさる王様が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼が名医のほまれをすててへぼ詩人のそれを得ようとしたのを咎めているのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...正しく武門のほまれといえるものぞ...
吉川英治 「黒田如水」
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