...もっとも彼より八年前にレーン(Lane)がほぼ同様な研究をしているがこれはそれほど行届いたものではない...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...私の山中に関する感想はほぼ以上で尽きる...
伊丹万作 「人間山中貞雄」
...それから慶長年間の琉球征伐の頃に琉球を見舞った日本僧袋中(たいちゅう)が『琉球神道記』にもほぼこれと同様なことが書いてあるとのことであるが...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...ほぼ犯人の肩の高さになるのですから...
海野十三 「爆薬の花籠」
...その道程(みちのり)もほぼ同じこと...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そして十首内外ならば、ほぼ、或る纏った気分を現わすことも出来ようし、また最近作として置けば季を限る必要はない...
種田山頭火 「鎖ペンを握って」
...眼とほぼ同水平面にある視角の小さな物体を見ることになるので...
寺田寅彦 「観点と距離」
...ほぼそのまま社会的地位に於ける特権を意味してくる...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ほぼ想像はできると思うから...
平林初之輔 「秘密」
...ほぼ学問あり見識ある以上の人に見せる時には非常なる偉人の変つた理想でなければ...
正岡子規 「病牀六尺」
...ほぼ一家を支えるに足る土地を受け...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...諸強族が官兵を役使しまた逋亡(ほぼう)を蔵せるを検校し...
南方熊楠 「十二支考」
...ヅクベ 秋田市ヅクベ(ボウズ) 南秋田郡ヂックビ仙北(せんぼく)郡横沢ヅックベ 同 大曲等ヅクンベ 河辺郡ヂクベ 由利郡亀田町ヅクベ 同笹子(じねご)村グウヅベ飽海(あくみ)郡本楯(もとたて)村山形県下は大体にほぼ中央部と一致している...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...しかしただ一つほぼ断定してもよいと思うことは...
柳田国男 「山の人生」
...すると袋の口はほぼ四角形にあいて...
山本周五郎 「青べか物語」
...清鑑堂とのつきあいはほぼ十年に及んでいる...
山本周五郎 「末っ子」
...鎌倉の終りもほぼ見とどけた...
吉川英治 「私本太平記」
...やがてほぼ同じ色調の薄緑の葉を展開し終わるのは...
和辻哲郎 「京の四季」
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