...汝(われ)たちが骨節(ほねっぷし)は稼(かせ)ぐようには造ってねえのか...
有島武郎 「カインの末裔」
...次に神大根(かむおほね)の王は...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...骨焼場(ほねやきば)の遠(とお)い焔(ほのお)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...かぼそいほねをつゝんでいるやわらかい肉づきも...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...扇(あふぎ)の骨(ほね)を拔(ぬ)いたものなどが見(み)えた...
夏目漱石 「門」
...右手の骨(ほね)ばったにぎりこぶしを出して見せました...
新美南吉 「いぼ」
...それでその骨(ほね)の持(も)ち主(ぬし)である動物(どうぶつ)と...
濱田青陵 「博物館」
...あるひは自分(じぶん)の食(く)つた動物(どうぶつ)の骨(ほね)に細工(さいく)を加(くは)へて...
濱田青陵 「博物館」
...指先(ゆびさき)の骨(ほね)まで遺(のこ)つてゐる場合(ばあひ)がすくなくないのであります...
濱田青陵 「博物館」
...この骨(ほね)や角(つの)は石(いし)よりも軟(やはら)かいのでありますけれども...
濱田青陵 「博物館」
...また貝塚(かひづか)から出(で)て來(く)る骨(ほね)や角(つの)の類(るい)を見(み)ても...
濱田青陵 「博物館」
...骨(ほね)まで通るような寒気が身にこたえた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...さうすると内骨屋町筋(うちほねやまちすぢ)から...
森鴎外 「大塩平八郎」
...どこの馬のほねだ...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
...王さまのからだは骨(ほね)のずいまで焼(や)けただれちまうのさ...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「忠義者のヨハネス」
...それは骨(ほね)のおれるお仕事ですか...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...食べのこしの骨(ほね)を一本...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「ヘンゼルとグレーテル」
...今から君の骨賃(ほねちん)だって...
横光利一 「上海」
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