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芥川龍之介 「芥川龍之介歌集」
...赤くほてるような気がするのと同一(おんなじ)に...
泉鏡花 「悪獣篇」
...顔がほてると洗ったので...
泉鏡花 「婦系図」
...ただ頭だけがカッカとほてるのです...
江戸川乱歩 「算盤が恋を語る話」
...溝からの太陽の反射で顔がほてるような...
寺田寅彦 「鴫つき」
...軽く興奮してほてる顔をさらに強い西日が照りつけて...
寺田寅彦 「写生紀行」
...輕く興奮してほてる顏を更に強い西日が照りつけて...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...まるでボーッと顔がほてるくらいだ...
徳永直 「こんにゃく売り」
...こんなにほてると言って身体にさわらした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分の面が火のようにほてるのに堪えられません...
中里介山 「大菩薩峠」
...興奮にほてる頬(ほお)を輝かしながらこの本を読んだのであったならば...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...顔がぽうとほてる...
夏目漱石 「虞美人草」
...ほてるほど自分の顔の正面に起った時は...
夏目漱石 「坑夫」
...メアリは顔面がほてるのを感じた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...「何も謹厳といふわけでは……」村瀬は全身がほてるばかりで...
牧野信一 「女に臆病な男」
...櫟(くぬぎ)は古い葉をすつかり振り落して新芽から延びた緑の葉が頬(ほゝ)にうつつてほてるやうである...
横瀬夜雨 「筑波ねのほとり」
...カッと胸のほてるのを感じた...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...彼はそれを見て顔が火のようにほてる...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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