...真赤にほてっている...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...――頬は酒の酔に赤くほてっているのに...
豊島与志雄 「肉体」
...健康そうに赤くほてっている...
豊島与志雄 「女客一週間」
...ふだん蒼白い痩せた村尾の顔が赤くほてっているのは...
豊島与志雄 「慾」
...三四郎の頭の上までほてっているように思われた...
夏目漱石 「三四郎」
...高柳君の頬(ほお)は熱を帯びて、蒼(あお)い中から、ほてっている...
夏目漱石 「野分」
...明るい燈火が夜空にほてっている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...黄いろい畳が熱い位ほてっている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...寝が足りないためにほてっている目をとじた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
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