...鱗(こけ)の光のきらめきに白琺瑯(はくほうろう)を曇らせて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...『水滸』の豪傑がもし方臘(ほうろう)を伐って宋朝に功を立てる後談がなかったら...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...はげしく翻弄(ほうろう)されていた...
海野十三 「空中漂流一週間」
...地中放浪(ちちゅうほうろう)の旅にのぼりましたが...
海野十三 「今昔ばなし抱合兵団」
...放浪者(ほうろうしゃ)であった...
海野十三 「少年探偵長」
...海外を放浪中(ほうろうちゅう)...
海野十三 「少年探偵長」
...彼はそれを卓子(テーブル)の琺瑯(ほうろう)板の上に押さえて...
谷譲次 「踊る地平線」
...かれは放浪(ほうろう)する人々のように...
田山花袋 「田舎教師」
...あらゆる放浪(ほうろう)を為尽(しつく)して行き処なき蕩児も...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...目には琺瑯(ほうろう)が入れてあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...後年の孔子の長い放浪(ほうろう)の艱苦(かんく)を通じて...
中島敦 「弟子」
...地(じ)を卵色の琺瑯(ほうろう)で焼き付けて...
中谷宇吉郎 「九谷焼」
...薄く琺瑯(ほうろう)のかかった糸底の中に茶がかった絵具で署名がしてあった...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...第二百五十一琺瑯鍋(ほうろうなべ)小山「そこでお料理が七色揃いました...
村井弦斎 「食道楽」
...五鳳楼(ごほうろう)へ出御を仰ぎ...
吉川英治 「三国志」
...「符宝郎(ふほうろう)はどこにいるかっ...
吉川英治 「三国志」
...山東宋江(さんとうのそうこう)淮西王慶(わいせいのおうけい)河北田虎(かほくのでんこ)江南方臘(こうなんのほうろう)「……ああ」柴進は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...疾(と)うに冷め切った味噌汁(おみおつけ)を入れた琺瑯(ほうろう)の壜(びん)と一緒に...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??