...なにしろべら棒に沢山売れることになっているからなあ...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...べら棒なものがあってたまるものか...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...こんなべら棒な代物を...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...『エ、おい、べら棒な...
萩原朔太郎 「二十三夜」
...喜八 べら棒め...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...「何を! べら棒め! 死にかけた人間を打っちゃらかしとくようなやつが...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...何が動機でああいう大べら棒な芸を演るようになり...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...そのくせべら棒に名人がっていかにも巧かろうといりもしないところでそっくり返ったりしてみせて...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...さても客べら棒は...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...べら棒に急激! とど子供を投り込んで...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...というのは文芸部がとんだ大べら棒で...
正岡容 「わが寄席青春録」
...べら棒め、誰に礼なぞいってるんだ...
吉川英治 「大岡越前」
...ただべら棒に強いといふだけなら...
吉川英治 「折々の記」
...まず遠島だ」「べら棒な...
吉川英治 「新・水滸伝」
...すごい鼻息だな」「べら棒め...
吉川英治 「新・水滸伝」
...べら棒め...
吉川英治 「新・水滸伝」
...べら棒(ぼう)め! と...
吉川英治 「増長天王」
...西瓜買うてくれなはらんか」と、群れから群れへ唄ってくると、「べら棒め、銭がねえや」「ただなら食ってやる」そんな声ばかりだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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