...なにしろべら棒に沢山売れることになっているからなあ...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...ここは○○市だ」「そんなべら棒な話があるかい...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...そんなべら棒な話があるものか...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...こんなべら棒な代物を...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...こんなべら棒な群像を作る必要もない訳ですからね」三谷は素人探偵の空想を笑った...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...支那人の帽子のお化けみたいな、べら棒に大きな、しかも古風な大建築そのものが、既に明治的グロテスクである...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...さし渡し半町(はんちょう)程のべら棒な巨大文字(もんじ)...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...関税のべら棒に高くて...
太宰治 「二十世紀旗手」
...いま市民のひとりのようにその上を闊歩してるセニョオル・ドン・ホルヘ・タニイ――べら棒に長ったらしいが...
谷譲次 「踊る地平線」
...長州先手の総督九州大名指揮するなんぞと出かけたところはべら棒によけれど知恵がなくって了簡(りょうけん)なくってお尻が早くて長崎なんぞへかけおちなどとはまことに呆れる江南小児の遼来遼来(れろれろ)どころかそれとはかわッてあかん弁慶屁(へ)でも景清...
中里介山 「大菩薩峠」
...『エ、おい、べら棒な...
萩原朔太郎 「二十三夜」
...「何を! べら棒め! 死にかけた人間を打っちゃらかしとくようなやつが...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...「べら棒奴!」などと...
牧野信一 「鏡地獄」
...まだ逃げるか」「べら棒め...
吉川英治 「剣難女難」
...外へも出られない」「べら棒め...
吉川英治 「治郎吉格子」
...べら棒め、真剣真味(しんみ)に苦労してるなら、草の根を分けても、野の末、山の隅々まで、狩り立ててみろ、常日ごろにゃ、やれ飲ませてくれの、家(うち)に病人があるから助けてくれのと、そんな時ばかり、人に男泣きを見せやがってよ」「おいおいみんな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...べら棒め...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一体、うちの人はどこに――」といいかけると、かたわらの破れ障子の内から、片脚を土間におろして、体は莚床(むしろゆか)へ横たえていた藤次が、「べら棒な...
吉川英治 「宮本武蔵」
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