...ずいぶんへんてこなばらだ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...この支那崇拜家が例の變挺(へんてこ)な宇畫(じくわく)をひねつてあるのも...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...三唖も旋毛(つむじ)の少々曲った変梃(へんてこ)な男だから嫌気(いやき)がさして復(ま)た暫らく足を遠のくと...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...頗(すこぶ)る変梃(へんてこ)な話であるが...
内田魯庵 「最後の大杉」
...今しゃべっているのは山形警部のたましいにちがいない)へんてこな気持だった...
海野十三 「超人間X号」
...」じつにへんてこな質問です...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...するとさいぜんからのへんてこな出来事は...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...へんてこなものです...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...わずかに窮余のへんてこな申し開きを捏造し...
太宰治 「風の便り」
...へんてこな外国語の本を開いて...
谷譲次 「踊る地平線」
...そのために頭が変梃(へんてこ)になっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...どうしてこんな時刻を通行しよう!土人のおそろしい兇器のやうにいろいろな呪文がそこらいつぱいにかかつてしまつた景色はもうろうとして暗くなるしへんてこなる砂風(すなかぜ)がぐるぐるとうづをまいてる...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...」ぼくらは過去もない 未來もないさうして現實のものから消えてしまつた…………浦!このへんてこに見える景色のなかへ泥猫の死骸を埋めておやりよ...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...へんてこな総(ふさ)...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...ずいぶんへんてこなものなの……花世の手に...
久生十蘭 「蝶の絵」
...外國人の先生はガラ/\で變挺(へんてこ)であつたし...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...」「……東京の女子(をなご)も變梃(へんてこ)な言葉を使ふぜ...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...ベタベタと重なり合って附いているのだから変梃(へんてこ)だよ...
夢野久作 「二重心臓」
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