例文・使い方一覧でみる「へらず口」の意味
スポンサーリンク...「女房もらえば給料分が助かる」とへらず口をたたいた私だが... 
井上貞治郎 「私の履歴書」
...へらず口をたたいて大いに...
海野十三 「火薬船」
...へらず口を叩けば...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...へらず口を叩き合っていたことだろう...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...頭に大きな瘤（こぶ）をこしらえて休めもないじゃないか」「いや、これも、軍曹にならったわけでありますが、さすがに上官の瘤は、自分の瘤よりも、一まわりずつ大きいのでありますな」「ばかをいえ」こう、へらず口が、どんどん出るようでは軍曹も一等兵も、瘤こそ作ったが、まず元気はもとにもどったものと思われる...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...ご苦労千万なことじゃ」岩瀬氏はへらず口をたたいたものの...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...あたしの部屋へ行きましょう」「いいのかい」俺はそんなへらず口をたたく自分がいまいましかった...
高見順 「いやな感じ」
...一通りへらず口をたたかなければ納まらぬ道庵...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから徐（おもむ）ろにへらず口と用件とを並べる...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前が釣って来い」そんなへらず口をたたいて...
火野葦平 「花と龍」
...へらず口ばつかり叩いてさ！ それあ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...「へらず口だなあ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...へらず口の達者（たっしゃ）なやつだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
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