...そこはリット少将の居室からへだたることわずか六部屋目の近さにあった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...現在からへだたればへだたるほどその時に関する知識が不正確であるはやむをえない...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...遠くへだたるほど美しいといふではないか...
太宰治 「お伽草紙」
...戦地をへだたる半里の所にあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...川を直上にへだたる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...わが国と相へだたること数千里の遠きに僻在し...
日野強 「新疆所感」
...私はヤナギの実の標本を採ろうとして一人で東京を東にへだたる三里ばかりの...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...見るものごとにわたしの幼(おさな)い夢想(むそう)とだんだんへだたるようになった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...津浪の当夜駐在所をへだたる約十町の地点まで来かかると...
武者金吉 「地震なまず」
...私の家は石巻港をへだたる北々西約四里をへだてたる所にありますが...
武者金吉 「地震なまず」
...洛陽をへだたること南へ五十余里...
吉川英治 「三国志」
...途も遠くへはへだたるまい...
吉川英治 「三国志」
...新野をへだたるわずか十里の地点まで...
吉川英治 「三国志」
...世の往還(おうかん)からへだたることわずかであるが...
吉川英治 「新書太閤記」
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