...私はあなたがまさかあいつの申し出しにへこたれるやうな考へをお起しなさらうとは思はなかつたのですよ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...そんなことでへこたれる俺だと思うか」もうぐずぐずしてはいられぬ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...へこたれるものではありません...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...へこたれるおれじゃないぞ...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...どんなことにもへこたれるものか...
豊島与志雄 「父母に対する私情」
...へこたれるような八五郎でない...
野村胡堂 「胡堂百話」
...こんなにへこたれるのは...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...私はまだまだへこたれるものかと口につぶやきながら...
林芙美子 「新版 放浪記」
...あんな大きな数字でへこたれるようでは一生駄目らしい...
林芙美子 「新版 放浪記」
...寒さにはじきへこたれるお父さん...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...そんなことでへこたれるには及ばない...
久生十蘭 「キャラコさん」
...おれをこきつかう分はかまわんが、兄に、ひどい陰口をいうには、へこたれる...
火野葦平 「花と龍」
...へこたれるといふことは私は嫌ひだ...
北條民雄 「一九三六年回顧」
...唇一つの工合で私はもうハアとなってへこたれることがあるのを...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おれがへこたれるものか...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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