...ぷつりと音を立てて断(き)れました...
芥川龍之介 「蜘蛛の糸」
...ぷつりぷつりと乾いた西洋紙に孔を明けている園の様子が見えるようだった...
有島武郎 「星座」
...ぷつりと切れてしまった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...もういうな」リット少将は口にくわえていた葉巻を思わずぷつりと噛みきって...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...とたんにぷつりと切れました...
海野十三 「怪塔王」
...そこでぷつりと切れた...
海野十三 「金属人間」
...歌がちょうど咽喉(のど)にでも引っかかるようにひっかかってぷつりぷつりと中断する...
寺田寅彦 「沓掛より」
...ぷつりとした小さな腫物(はれもの)であった...
徳田秋声 「仮装人物」
...」光子はぷつりと言葉を切って...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...その笑を中途でぷつりと切って...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...」「聞きたくありません!」ぷつりと云い切ってから...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...」そしてぷつりと云った...
豊島与志雄 「在学理由」
...」ぷつりと云い切って...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...ぷつりと消えたかと思うと...
豊島与志雄 「白血球」
...」云いかけて彼はぷつりと言葉を切った...
豊島与志雄 「反抗」
...」ぷつりと云い切って...
豊島与志雄 「変な男」
...ぷつりと切れてなくなりました...
豊島与志雄 「夢の卵」
...ぷつりぷつりと半分程の長さに剪(き)り詰めた...
夏目漱石 「それから」
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