...しかし自分が放り出される所まで来ると記憶の糸はぷっつり切れてしまった...
有島武郎 「カインの末裔」
...ぷっぷっという雑音が出てきたと思ったら...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...ぷっつり電話をきってしまいました...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...一度にぷっと吹き出した...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...私の船用大形ナイフ(ガリー)でぷっつりと切ってやれば...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...ぷっつりと酒(さけ)をやめました...
高山毅 「福沢諭吉」
...ぷっと吹き出したくなるのを我慢しながら...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...そこで彼は「ぷっ! ぷっ!」と云った...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...いきなりぷっと噴きだした...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...わざとらしく無駄(むだ)話をぷっつりよして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それが済んでから羅宇(らう)の疎通をぷっぷっ試した上...
夏目漱石 「彼岸過迄」
... かぎが しまっていて したを くぐりぬけようにも ぷっくりした こうさぎの とおる すきまは ありません...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「あなうさピーターのはなし」
...きみはそれからぷっつり姿を消し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...親方はぷっつり手短に答えて...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...ぷっと笑いたくなるじゃないか...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...どうかこのまま別れさせて下さい」「……じゃあしようがない」久木はぷっと外向き...
山本周五郎 「新潮記」
...ええ武右衛門でござる」そして自分でぷっとふきだし...
山本周五郎 「めおと蝶」
...私くらいのもので……」「…ぷっ……馬鹿にするな……全く居ねえのか」「……お気の毒さまで……」「……そんなら今日は珈琲だけだ...
夢野久作 「暗黒公使」
便利!手書き漢字入力検索