...やがてぷいと門口から出て行った...
犬田卯 「荒蕪地」
...すると彼女はぷいと起って...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...ぷいと自転車へ飛び乗って...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...ぷいと向うを向いてしまった...
豊島与志雄 「狐火」
...ぷいと庭へ出て行きました...
豊島与志雄 「古木」
...ぷいと満州に行ってしまった...
豊島与志雄 「坂田の場合」
...ぷいと美智子の側を離れて...
豊島与志雄 「潮風」
...」北村はぷいと画面の前から離れ...
豊島与志雄 「自由人」
...ぷいと二階へ上ってしまった...
豊島与志雄 「反抗」
...それからまたぷいと向うへ行ってしまった...
豊島与志雄 「反抗」
...ぷいと表へ飛び出してみたけれど...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...わたしはぷいと立ち...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...きっちり決着をつけます」メイがぷいと背を向け...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...先にぷいと起って...
吉川英治 「黒田如水」
...「今夕、またも、曹操の使いらしい男が、韓遂の営内へ、書簡を届けて立ち去りましたが?」腹心の者から、こう報らせがあったので、馬超は、「果たして!」と、自分の猜疑(さいぎ)を裏書きされたものの如く、夜食もとらぬまに、ぷいと出て、韓遂の陣門を叩いた...
吉川英治 「三国志」
...自分の意志でぷいとどこかへ消えてしまう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...何年か先まで――」ぷいと...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...女房は奥へぷいと入って行った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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