...よくわれ等の述ぶるところを味ってもらいたい...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...ぞッと身ぶるいした...
海野十三 「超人間X号」
...このあいだもいったように『獅子が烏帽子をかぶる時...
江戸川乱歩 「大金塊」
...ぶる/\ふるへてゐました...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...「僕は君の頭のよさにすこぶる敬服するようになったよ...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...野々宮君はすこぶる質素な服装(なり)をして...
夏目漱石 「三四郎」
...踏破千山万岳烟(ふみやぶるせんざんばんがくのけむり)と真中(まんなか)へ出て独りで隠(かく)し芸を演じている...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...蟾蜍雨景の中でぽうとふくらむ蟾蜍へんに膨大なる夢の中でお前の思想は白くけぶる...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...腕をぶるぶるふるはしてゐるのが...
林芙美子 「婚期」
...みないちように身ぶるいした...
久生十蘭 「ハムレット」
...一向(ひたぶる)に書を読む事を好みければ...
福田英子 「妾の半生涯」
...小さい川ながら頗(すこ)ぶる足場がわるい...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...総身がぶる/\と震へるばかりで...
牧野信一 「心象風景」
...その適用を誤っているものがすこぶる多い...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...その形状大小はすこぶる不定である...
牧野富太郎 「植物記」
...またこれと共に滅ぶるを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...すこぶる素養に富むと聞くが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...二人ともすこぶる御機嫌さんで帰ってきた...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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