...ぶっきらぼうにこう云った...
芥川龍之介 「将軍」
...」とぶっきらぼうにいいました...
アミーチス 日本童話研究会訳 「母を尋ねて三千里」
...ぶっきらぼうにものをいう...
海野十三 「金属人間」
...実にぶっきらぼうな態度であります...
太宰治 「女の決闘」
...ぶっきらぼうな尋ねかたをした...
太宰治 「デカダン抗議」
...いつまでたっても書生流のぶっきらぼう抜けしませんし...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...ミウーソフはぶっきらぼうにイワン・フョードロヴィッチに尋ねた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ぶっきらぼうな荒々しい調子でこう言ったが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ぶっきらぼうに身をひねった下駄がけの野武士と...
夏目漱石 「草枕」
...ツイ近所に住んでいるのだもの」左門太の答はぶっきらぼうでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ぶっきらぼうだけど人が善くて...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...それは彼のぶっきらぼうないつもの話しぶりとは奇妙に対照的に響いた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...今は貴方がただ一人の店子ですとぶっきらぼうに答えるだけだった...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...国王の性格とか……」ホープ大尉がぶっきらぼうに言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...ぶっきらぼうだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...「さよなら」ジョバンニはまるで泣(な)き出したいのをこらえておこったようにぶっきらぼうに言(い)いました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...十彼はいつものぶっきらぼうな調子で...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...口は重いしぶっきらぼうだけれど...
山本周五郎 「ちいさこべ」
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