...ぶっきらぼうにいい放った...
芥川龍之介 「一夕話」
...そして葉子に向かってぶっきらぼうに...
有島武郎 「或る女」
...ぶっきらぼうにいう...
海野十三 「金属人間」
...ぶっきらぼうに答えました...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...受けあいはできんよ」為作の詞は何処までもぶっきらぼうであいそがない...
田中貢太郎 「放生津物語」
...不思議不思議! 閣下はこの男を御存知で?」「知らん」ヴァランタンはぶっきらぼうに云った...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...ぶっきらぼうな荒々しい調子でこう言ったが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...次に多少努めてぶっきらぼうにつぶやいた...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...ツイ近所に住んでいるのだもの」左門太の答はぶっきらぼうでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...国王の性格とか……」ホープ大尉がぶっきらぼうに言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...ぶっきらぼうだが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...ぶっきらぼうだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...通用せん」スリムがぶっきらぼうに言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...ハースコートがぶっきらぼうに言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...「さよなら」ジョバンニはまるで泣(な)き出したいのをこらえておこったようにぶっきらぼうに言(い)いました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...それはぶっきらぼうで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ぶっきらぼうにこう反問した...
山本周五郎 「半之助祝言」
...ぶっきらぼうな、苛(いら)いらしたような口ぶりだった、「まるっきりでもねえが、端唄をうたってるときのすみのやつは人間が変ったようになる、おらあすみのうたうのを聞くのが好きだ」痩せた男が喉(のど)で笑った...
山本周五郎 「ひとでなし」
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