...(石膏面を見せる)戸部 俺の兄貴は醜男(ぶおとこ)だったなあ...
有島武郎 「ドモ又の死」
...あんがいぶおとこだねえ...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...醜男(ぶおとこ)の...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...醜男(ぶおとこ)ではないけれども...
太宰治 「新釈諸国噺」
...僕が今までに見た事もない醜男(ぶおとこ)なのだ...
太宰治 「正義と微笑」
...私がこんな醜男(ぶおとこ)に生れ...
太宰治 「男女同権」
...決して醜男(ぶおとこ)ではないけれども...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...まったくの醜男(ぶおとこ)だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...醜男(ぶおとこ)とに分ける...
中里介山 「大菩薩峠」
...醜男(ぶおとこ)というんじゃないのよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...醜男(ぶおとこ)で空(から)っ尻(けつ)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...決して醜男(ぶおとこ)じゃない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...もう少し不男(ぶおとこ)に生れて来りゃあよかったに――知らずに罪をつくっているというものだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...稀代な醜男(ぶおとこ)だが...
吉川英治 「大岡越前」
...稀れに見る醜男(ぶおとこ)だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...かつ醜男(ぶおとこ)で...
吉川英治 「増長天王」
...わしがこんな片目の醜男(ぶおとこ)ゆえ...
吉川英治 「柳生月影抄」
...それがまた兄貴に輪をかけた醜男(ぶおとこ)な上に...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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