...ふんぎりが欲しかった...
太宰治 「もの思う葦」
...ふんぎりがつかないのね?」「まア好いよ...
田山録弥 「島の唄」
...ふんぎりがついてそれこそ...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...ふんぎりのつかない...
中里介山 「大菩薩峠」
...「ふーむ」「ふんぎりもつかず...
中里介山 「大菩薩峠」
...ふんぎりがついたのよ...
林芙美子 「浮雲」
...善悪紙一重(かみひとえ)のふんぎりが利(き)かなかった...
林芙美子 「新生の門」
...ふんぎりが附かねえのは当り前でやして――青年 なんですか?……(百姓が手の紙を渡す...
三好十郎 「おりき」
...私などがボンヤリとふんぎりわるく考えていることを...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...おれをだしに使っておめえにふんぎりをつけさせよう...
山本周五郎 「さぶ」
...このへんでふんぎりをつけなくちゃあ...
山本周五郎 「ちゃん」
...人間はふんぎりをつける時が大切だ...
山本周五郎 「陽気な客」
...ふんぎりがつかない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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