...毛布はふわふわで...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 大久保ゆう訳 「おやゆび姫」
...ふわふわとした、影の樣な物が、胸の中で、右に左に寢返りをうつてじたばたしてる樣で、何といふ事もなく氣が落付かない...
石川啄木 「散文詩」
...壁(かべ)にそって空中(くうちゅう)をふわふわととんでいるんだ...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...ふわふわとマイクル小路(こうじ)のかどを消えていったんだ」「おまえ...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...ただ金貨(きんか)だけがふわふわとかなりの速(はや)さで飛(と)んでるんですよ...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...ふわふわまいあがっている...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...ふわふわと宙に浮いたのである...
江戸川乱歩 「影男」
...ふわふわ雲が飛んでいるそれは春の真綿雲むくむく雲が湧いて来たそれは夏の入道雲さっさと雲が掃いたようそれは秋空 よい天気どんより灰色 いやな雲それは雪雲 冬の空まあるい空のカンヴァスにいろんな雲を描き分けるお天道(テント)さんはえらい方...
竹内浩三 「雲」
...そこにもここにもふわふわと浮んで...
田中貢太郎 「焦土に残る怪」
...何だか気持がふわふわしてきた...
豊島与志雄 「阿亀」
...ただ一枚の紫(むらさき)が縁(えん)までふわふわと動いている...
夏目漱石 「永日小品」
...――いやしくもこのふわふわの魂が五体のうちに...
夏目漱石 「坑夫」
...ふわふわと立上る...
原民喜 「魔のひととき」
...ふわふわとする煙であつた...
牧野信一 「肉桂樹」
...胸に一つのしまりだにあれば全体はただふわふわとしながら終(つい)に体を離れずと申せしとか...
正岡子規 「俳諧大要」
...何やらふわふわと柔かいものにさわり...
宮原晃一郎 「椰子蟹」
...暗い天井を海月(くらげ)のようにふわふわとうごいて来る...
吉川英治 「江戸三国志」
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